お茶ができるまでの工程・お茶の歴史。

お茶の1年

4月
JA富士市の基幹作物であるお茶。「富士のお茶」として有名です。富士山の南麓斜面に広がるJA富士市管内では、温暖な気候に恵まれ、4月中旬より一番茶の摘採がはじまり、八十八夜を迎えます。
5月
5月中旬頃には、一番茶の摘採も終わり、二番茶に向けての管理作業が始まりました。
6月
二番茶の芽がのびています。摘採は6月中旬位からです。
8月
三番茶の芽が、夏の日差しを受け順調に生育しています。
9月
今の時期は、来年の一番茶に備えて栄養を蓄える時期になります。
また、今年の一番茶をもっての荒茶品評会が開催されます。
10月
秋整枝の時期になります。整枝とは、お茶の木をきれいに刈り揃えることです。来年の一番茶に、影響するので、丁寧に整枝をします。
11月
この時期、JA富士市管内では、農家の皆さんが日頃から丹精こめて手入れをしている茶園の共進会が開催されます。左の写真はその準備の様子です。
1月
冬のこの時期、お茶の木はおいしい一番茶を育むために休眠中です。

富士市のお茶の歴史

明治初め、茶業における先覚者の一人であった野村一郎は富士愛鷹両山の間の原野を開墾し茶園を造成したとされています。その後、製茶技術の向上のため近江から製茶師を招き、自らも研究を重ねて野村式製茶法を完成させました。
当時お茶は重要な輸出品でしたが野村一郎のお茶は、イギリスや清(中国)の茶商人から「天下一品」の折り紙をつけられました。その製茶技術はこの地域に広がり、現在のようなお茶の一大産地へと展開されています。

「やぶきた」の名の由来

杉山彦三郎氏が明治の末期から大正年間にかけて選抜したといわれていますが、氏が明治の中頃、静岡の孟宗藪の間に種子をまきその中から2個体を選抜し、南側のものを「やぶみなみ」、北側のものを「やぶきた」と称したことからきています。

お茶工場の流れ

茶 畑

毎年、4月中・下旬から5月頃お茶の摘採がはじまります。お茶の葉は、手摘み、茶摘機などで摘みとられ荒茶工場へ運ばれます。

荒茶製造工程

給葉機
集められたお茶の葉を自動的に蒸機へおくります。
蒸機
まず、お茶の葉を蒸機で蒸します。
冷却
機蒸されたお茶の葉の表面の水分を取り除きながら冷やします。
粗揉機
強い力で揉みながら熱風で乾かします。

揉捻機
お茶の葉に力を加えて水分の均一をはかりながら揉みます。
中揉機
お茶の葉をふたたび揉みながら熱風で乾かします。
精揉機
お茶の葉に熱と力を加え形を整えながら乾かします。
乾燥機
揉みあげたお茶を充分に乾かします。

※ここまでが、荒茶製造工程となり、このお茶は荒茶と呼ばれます。

仕上茶製造工程

総合仕上機
荒茶は、形が大小さまざまな状態で混じりあっているので、(ふるい分け)(切断)して、形を整えきれいにします。
仕上茶乾燥機
(火入機)
お茶を、さらによく乾燥させると同時に、独特のお茶の香りや味をひきだします。
選別機
木茎や細い茎を取り除きます。
合組機
製品の調整・配合と均一化をはかります。 ※ここまでが、仕上茶製造工程となり、仕上茶と呼ばれています。
包装
合組機からとりだされたお茶は計量され茶箱や袋に詰められます。
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